蛍光色の再現につきまして

2012/04/05 2023/04/21

蛍光色は蛍光インクを使用して発色します。蛍光インクは微量の光を受けて、インク自体が発光するものです（通常の印刷用のインクは光を反射するものであって、それ自体が発光するものではありません）。

蛍光色を再現するには、自光する蛍光インクを使用しなければなりません。

弊社では、業務用の銀塩写真プリンターを使用しております。

銀塩写真プリンターは薬品を化学反応させてプリントを行うものであり、インクは用いておりません。よって、蛍光インクの利用もできません。

そのため、弊社の業務用銀塩写真プリンターでは、原理的に蛍光色の再現は行えません。

もちろん、被写体に蛍光色があれば、それを再現するように努力をしますが、
光や色を認識するメカニズムの違いから「肉眼で見る蛍光色と写真上の蛍光色は同じものにならない」と弊社では考えています。

なお、弊社プリンターや印画紙につきましては、下記ページをご参照ください。

インクジェットプリンターについて

弊社では、インクジェットプリンターも取り扱っております。

こちらは、インクを直接塗布するプリント方法で、銀塩プリンターよりも再現できる範囲が広がります。

銀塩では再現できない高彩度色や蛍光色も、こちらであればある程度再現できます。

詳しい説明については、下記ページをご覧ください。